10月9日(金)しーこぷ。から声明を発表しました。
【しーこぷ。声明】
「まだ何も終わっていない」。
強行採決直後の抗議行動に集まった仲間たちは「めっちゃ腹が立つ」と
怒りに震えながら、目線はすでに「次のたたかいや」と前を向いていました。
安全保障関連法――「戦争法」は、9月19日未明、
安倍自公政権によって強行に可決されました。
わたしたちは、「戦争法」により、日本が70年貫いてきた平和主義を覆し、
再び戦争への道を歩むことを、許しません。
日本がアメリカの無法な戦争に手を貸すことを、許しません。
自衛隊員や子ども達が戦争に駆り出され、異国で命を奪い、
奪われるようになることを許しません。
また、多くの憲法学者、法律家や専門家が「戦争法」を違憲だと指摘しています。
そもそも、昨年7月1日の「集団的自衛権」行使容認の閣議決定が、
これまでの憲法解釈を180°変えてしまうものです。
時の内閣が独断で憲法解釈を変えてしまうことは、憲法の法的安定性を崩してしまうものです。
わたしたちは、憲法をないがしろにした法律や政治がまかり通ることを認めません。 最高法規である憲法が守られ、国民の声がまっすぐに届く政治が実現されることを求めます。
国会前で、地方の街角で、全国あらゆるところで
「戦争法案の廃案」を求めるために、たくさんの人達が立ち上がり、
連携をはじめました。
法案が強行採決されても、その無数の声や運動は止まることがありません。
わたしたちは、安倍政権を倒し、「戦争法」を廃止し、
平和と自由、民主主義と立憲主義を取り戻すために、
地方から、滋賀から、声をあげ続けます。
2015年10月9日 しーこぷ。一同